2013/12/10にPSPの機器認証可能台数が2台から3台に変更されました。
機器認証可能台数3台
特におかしな細工も無く、単純に認証台数を増やしただけのようで、PSP Goも問題無く認証出来ました。Sony Entertainment Networkのアカウント管理で確認すると、PSP、PSVITA、PSP Goの3台が正しく認証されていることが確認出来ます。
値下げや関連会社に安く売ることで在庫をさばいたPSP Goですので、購入した人も多いと思います。復活させてtorneやnasneのビデオプレーヤーとして使うにはちょうど良いのではないでしょうか。
PSVITA tvを売るためとは言え、これで当面、PSPシリーズの排除は不可能となりました。
PSVITA tvの目的が、PSPの排除ではないかという点については、下記の記事に述べました。
- PSVITA tv の罠
その後、GAME Watchには、下記のニュースが掲載されました。
そして、SCEからも通知が出ました。
変更は、2011年11月18日に遡って実施されるとのことで、機器認証台数が2台であった時代を、歴史から抹消するつもりのようです。
説明の中に、「既にPSP(R)やPS Vitaをお持ちのお客様がPS Vita TVを追加でご購入されても、対応のコンテンツであれば機器認証の再設定を伴うことなく、そのままこれらの機器上でお手軽にお楽しみいただけるようになります。」とあります。
このことから、PSPの排除を狙ってPSVITA tvを発表したが、PSPとPSVITAの2台持ちの人達からの反発が強く、逆にPSVITA tvの販売を阻害する結果につながってしまったため、急遽方針を変えたように見えます。そのためか、PSNでの変更実施日が、現時点では決まっていません。
加えて、販促のためなのでしょう。PSVITAにも、メッセージでこのようなものを送り付けて来ました。メールの配信を許可された方へとありますが、メッセージの配信も含まれていたのでしょうか。PS3でもメッセージは受信できますが、このようなプロモーションは行っていなかったと思います。
ただ、単純に3台にすると、PSVITA tvの販促ではなく、葬ったはずのPSP Goを復活させることにもなりかねませんので、PSP/PSP Go/PSVITAで2台、加えて、PSVITA tvを1台の合計3台とする可能性も否定しきれません。
これらの状況の変化から、PSVITA tvの購入を考えても良いかなと思い始めました。しかし、こんなニュースもありました。
この時期の発売なので、中身は新型PSVITAと同じだろうと誰もが思うでしょうが、記事によると初代PSVITAであるとのことです。
結局、PSVITA tvは、売れば売るほど後に膨大な純減を招くPSVITAの3Gモデルからドコモが撤退して、余ったLSIの在庫処分と、PSPの排除という「1粒で2度おいしい」企画だったようです。どおりで、4Kだ8Kだと騒いでいる時期に出しておきながら、720pまでしか対応できない中途半端な製品なわけです。
バトルガールハイスクール Prime Video