PlayStation VRが2016年10月に48,578円(税込)で発売されるそうです。PS4本体より高い周辺機器とはどうなのでしょう。
一種のウェアラブル・デバイスですが、特に顔に付けるものは失敗が多いようです。
PlayStation VRは10月発売
10月に発売されるそうです。ニュースサイトの記事は以下のように事実だけ伝えています。
価格は44,980円に消費税8%で48,578円です。日本でも発売されます。Sonyの告知はこちらになります。
PS4本体が500GBで377,778円(税込)、1TBで43,178円(税込)ですので、本体より5千円から1万円高いことになります。
ゲームで利用するにはコントローラーとしてのPlayStation Move 3,790円(税抜)が2本とPlayStation VRとPlayStation Moveの動きをとらえるセンサーとしてのPlayStation Camera 5,980円(税抜)が必要です。
妥当な価格?
こちらの記事では399ドルが妥当な価格だと主張しています。
記事の中で日本での状況は違うとの指摘があります。PS4は世界で3,600万台売れているそうです。日本ではどうかというと、週刊ファミ通の2月末までの集計では約250万台だそうです。ちなみにPS Vitaは約500万台、PS3は1,100万台とのことです。
また、こちらにはSCE社長へのインタビュー記事があります。
この価格は利益を出せる値付けとのことですので、自分たちが市場を牽引するつもりは無いようです。
HMD先駆者ソニーの面子
長い間開発を続けていたOculus Riftが発売となり、それ以前からHMDを開発し、製品も発売してきたSONYとしては発売しないわけにはいかないのでしょう。
また、XBOXと同じFPSゲームに焦点を合わせることでPS4を成功させたSONYとしては、更に没入感を増すことのできるPlayStation VRを投入することに自信があるのでしょう。
こちらの記事ではOculus Riftに比べれば安いと主張していますが、そもそもHMD自体が普及していないため高過ぎるのです。
スマホゲームメーカーが参入しているのもソフトを提供するのが目的ではないような気がします。HMDという市場が金になるのか情報収集が目的でしょう。スマホゲームメーカーはゲームコンソールに未来が無いことは分かっているのですから。
普及しないウェアラブル・デバイス
Apple Watchも最近は記事を見なくなり、お蔵入りさせたというレビュー記事も多数見ました。
スマートウォッチに普及する見込みが無いと見込んだメーカーは次の流行はHMDと見ているようです。
しかし、Google Glassも結局、一般向は開発が中止されました。
3Dテレビも普及しませんでした。TVを見るために専用メガネを掛けるのか面倒ということが原因でした。4K、8K対応のUltra HD Blu-rayには3D規格自体ありません。こちらは3Dは2Kまでで十分と判断されたそうです。
やはり、体に身に着けて使用するウェアラブル・デバイスは普及させるのが難しいようです。
特にHMDは没入感が高い分、VR酔いが発生しやすいので、使わなくなる以上にクレームが発生する可能性もあります。
まとめ
私個人としては興味があります。ただ、普及する可能性が非常に低いので本体やコントローラー、ソフトなど合わせて10万円以上投資することには抵抗があります。
少なくとも半年程度は様子を見た方がよいでしょう。
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