UMDゲームからダウンロード版への移行プログラムUMD Passportが発表されました。
ここの説明の注釈(※3)を見ると、一度登録したUMDは二度と登録できなくなるとあります。
したがってUMDに固有情報が書き込まれていることになるわけですが、半信半疑です。解析が進めば謎も解けるでしょうし、抜け道も見つかるかもしれません。
割引後の価格についても各社考えるところがあるようですが、結構高い値段に設定しており、素直にPSPで遊んだ方がよいと思われる価格です。
また、別の問題もあります。今まで同じものとして扱われてきた中古UMDソフトが登録されているかどうかで価値が変わってしまいます。買取査定の段階で、いちいち登録済みかを調べていては効率が上がらないので、一律買取価格が下がる可能性があります。
逆に、中古UMDソフトを買って来て登録後、再度売り払ってしまうことも考えられます。この場合、CFWを使わずとも正規の手続きで正規のソフトが安価に買えることになりますから、中古UMDソフトの値段が上がるかもしれません。
形としては提供されますが、どれだけ利用されるのか。もし利用されるようなら、PSP Goが出た段階で提供されていれば、PSP Goは失敗にはならなかったと思います。
技術的な問題で提供されなかったと考えていましたが、ソフトメーカーの賛同を得られなかったことが大きかったのかもしれません。
よく読んでみると、どこにも「別のPSPで」とは書いてありません。
- UMDの品番
- PSNアカウント
- 本体シリアル番号
これらを紐づけているなら、1台のPSPを兄弟で別のPSNアカウントで使っていた場合は、本体シリアルから同じUMDと判断される可能性があります。
これらの内、2つが違えばよいなら、別のPSPに別のPSNアカウントでログインして同じUMDを登録することは出来る可能性があります。この仕組みなら友人からUMDを借りて登録することも可能でしょう。またUMDに違いは無いことになりますので、中古UMDソフトにも影響はありません。
こんな単純なことで回避できるとは思えませんが、UMDが使えるPSPが複数あるなら試してみる価値はありそうです。
試した結果はこちらで説明しています。